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わくわく3KEN広場

「あ~すまいりーずの読み聞かせ②」

 5月8日のわくわく3KEN広場は、あ~すまいり~ずの皆さんに読み聞かせをしていただきました。

 今回は初めて1年生も読み聞かせに参加しました。12年生はコミュニティルームで、5・6年生は音楽室を会場にして行いました。

56年生>

はじめに読み聞かせていただいたのは、「半日村」(斎藤隆介 著 滝平二郎 イラスト)の絵本でした。1日の半分しか、太陽の当たらない半日村。 稲の出来は悪く、人々の暮らしは貧しく、でもそれを仕方ないこと、生まれた場所が悪かったと諦めてしまう大人たち……。 ところが、1人の少年は違いました。 その日から毎日毎日、山の石を削って、湖に埋めるという行動に出たのです。たった1人の一平の行動が、子どもたちを、そして大人を動かし、長い時間をかけて、村の変えられなかった環境を見事に変えていくというストーリー。秋田県の八郎潟の由来を物語ったお話ともいわれています。

 2作目は「たぬきのばけたおつきさま」( 西本 鶏介 著 小野 かおる 絵)という絵本でした。お母さんを亡くして元気がないたぬきの女の子を励ますために、お月さまに化けるたぬきのお話です。動物好きなおまわりさんと女の子がまんまるなお月さまを眺める様子が描かれていて、何ともかなしく、そして心温まるお話でした。

<1・2年生>

 1・2年生は「おしりつねり」(桂 文我 文 北村 裕花 絵)「おかん」(平田 昌広 作 平田 景 絵)を読んでいただきました。

<児童の感想から>

わたしが一番心に残ったことは、「半日村」の一平が最初に考えて1人でやろうとするのがすごいなと思いました。そこから他の子どもや大人が手伝って何年もかけて山をほっていて、すごいなと思いました。他のシリーズも見てみたいです。(5年生)

「たぬきのばけたおつきさま」で、なくなったお母さんが月に出てきて、子どもも喜んでいたのでほっこりしました。お月さまはやさしいんだなと思いました。半日村は光がないから小さい男の子が光をやるためにがんばって山をほっていたので、すごいなと思いました。そしてやさしいんだなと思いました。(6年生)